本日、大阪・難波は少し曇り空ながらも過ごしやすい気温で、街全体がどこか落ち着いた雰囲気に包まれていました。そんな中、黒のキャリーケースを引きながらご来店されたのは、30代後半の男性のお客様。キャリーの中から丁寧に取り出されたのは、ビンテージ感あふれるAria Pro II RB-750 リッケンバッカータイプのエレキベースでした。「学生時代にバンドで使っていた一本で、ずっと実家に置いてたんですけど、最近整理していて…」と、どこか懐かしそうにベースを見つめる表情が印象的でした。楽器に込められた思い出が伝わってくるようで、こちらも査定に入る手に自然と力が入りました。

Aria Pro IIのRB-750は、リッケンバッカータイプの独特なフォルムと硬質なサウンドが特徴で、今でもコアなファンから根強い支持を受けているモデルです。特に1970〜80年代に製造されたものは質の高い木材と職人技が光り、近年は中古市場でも人気が再燃しています。今回お持ち込みいただいたベースは、細かな使用キズこそあれど、ネックの反りもなく演奏性も良好。ピックアップや配線系統の動作も問題なく、非常に良い状態を維持していました。そのため、当店では状態と市場需要を加味した上で、難波エリア最高額となる査定額をご提示させていただきました。「ここまでしっかり評価してもらえるとは思っていなかったので、正直うれしいです。思い出が詰まった楽器だったので、ちゃんとわかってくれるところに持ってきて正解でした」と、お客様も満足そうに笑顔でお話しくださいました。難波は多くの買取店が立ち並ぶ激戦区。しかし、当店では単なる相場価格ではなく、楽器としての価値や想いを丁寧に査定することを心がけています。エレキベースをはじめ、ギターやアンプ、エフェクターなど、ご不要になった楽器がございましたら、ぜひ一度当店にご相談ください。大切な楽器を、次のプレイヤーへつなぐお手伝いを全力でさせていただきます。

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